公益財団法人 隈科学技術・文化振興会
「文化芸術部門研究助成活動 応募要項」2026年度版

1研究助成の目的

公益財団法人隈科学技術・文化振興会(以下、隈財団)は、福岡県における地域振興のための人材育成に対して、さまざまな取り組みと成果をあげています。
https://kumafound.or.jp/about/

この度、今までの成果を踏まえた更なる福岡県における人材育成のため、新たに2025年から科学技術と文化芸術の振興を願い2つの支援活動をスタートし、2年目の支援を行います。
文化芸術振興のためには、

  1. 福岡から世界に通じる現代芸術を創造し、それを広く発信すること
  2. 次世代を担うアーティストたちに、成長やチャレンジを支えるネットワークを創出すること
  3. 福岡のアートシーンをより活性化し、クリエイティビティ(創造性)とチャレンジスピリッツが溢れる街づくりに寄与すること

これらを隈財団の新たなミッションとして助成活動に取り組みます。

2応募要件

  1. グループ(任意団体可)による応募を推奨しますが、個人による応募も可とします。
    応募代表者は、応募時点(2026年4月1日)で福岡県を活動拠点とする、50歳以下とします。
    ただし、以下の例外を認めます。
    応募時までに以下の事由により休業した者については、性別を問わず年齢制限を延長します。

    1. 妊娠・出産・育児休業を取得した者については、休業期間が2年以下の場合は一律2年、2年を超える場合は取得した期間の延長を認めます。なお、複数回取得した場合はそれらを合算した期間とします。
    2. 介護・不妊治療・その他疾病等により休業した者については、その休業期間の延長を認めます。
  2. 現代芸術に対して何らかの形で関わっていることが前提です。
    ※現代芸術とは、

    • 現代芸術は、現代社会における表現芸術全般を指します。
    • 現代美術は主に20世紀後半(第2次世界大戦後)の美術を指しますが、今回の対象は美術作品だけでなく、音、パフォーマンス、映像、テキストなども含みます。
    • 制作、発表という従来の展覧会やイベント運営以外の、リサーチ、アーカイブなども対象となります。

3助成対象分野

2026年助成対象となる文化芸術分野は、現代芸術に関するプロジェクトとします。

  • ※今回助成対象となる現代芸術については、前項2の応募要件に記しています。

4採択数

文化芸術分野(現代芸術に関するプロジェクト活動)
① 活動助成 AA 1プロジェクト対象 500万円(1年間)
② 活動助成 AB 1プロジェクト対象 300万円(1年間)
③ 活動助成 AC 10プロジェクト対象 100万円(1年間)
を予定。

5助成金の使途

  1. 創作・制作に要する経費
    • 作品制作に必要な材料費、消耗品費、機材・器具のレンタル費
    • 創作活動に必要なスタジオ、アトリエ、稽古場等の使用料
  2. 発表・公表に関する経費
    • 展覧会、演奏会、公演、上映会等の開催に必要な会場使用料、設営費、撤去費
    • 広報物(チラシ、ポスター、図録、記録映像等)の製作費
  3. 調査・研究・研修に関する経費
    • 作品制作・表現活動に資する調査・リサーチ費用
    • ワークショップ、研修、技術習得のための参加費
    • 専門家・指導者への謝金
  4. 旅費・交通費
    • 助成事業の実施に必要な国内外の移動に係る交通費・宿泊費
  5. 人件費・謝金
    • 助成プロジェクトに直接関与するスタッフ、出演者、協力者等への謝金
      ※申請者本人の人件費・報酬については助成金の対象外となります。
  • ※間接経費は助成額の5%以内とし、所属機関への間接経費(オーバーヘッド)に充当することはお断りしています。
  • ※※間接経費とは、申請する活動実施に直接必要な「直接経費」とは別に支払われる費用全体を指します。特に助成金の受領者が所属する組織に対して支払う経費を示すことが多く、助成金で実施する研究・活動を組織全体として円滑に運営するための費用のことです。所属する組織を有しても、支払う必要が無い場合は本費目は関係ありません。

6応募方法

指定の応募用紙をダウンロードのうえ、必要事項を日本語または英語で入力し、データにてご応募ください。

  • ※データ応募以外の方法による応募は無効となりますので、ご注意ください。

応募に関する詳細は、当財団ウェブサイトに掲載している応募要項および応募用紙(応募フォーム)をご確認ください。

添付資料について

応募にあたっては、以下の資料を添付してください。
本件添付資料は4/1から添付いただく形式となります。

  1. 本プロジェクトを遂行するにあたり重要な関連事項のデジタル画像
    • 申請時から遡って5年以内の関連事項のデータを含めてください。
    • タイトル、制作年、素材、手法、作品解説を記入してください。
    • 画像ファイル名には、応募者番号を明記してください。
    • 提出可能な点数は、作品は5点まで、画像は10点までとします。
    • 映像作品については、データを添付せず、インターネット上に公開または保管されているURLを記載してください。
  2. データ容量について
    • 応募用紙および添付資料を含め、合計20MB以内としてください。
      どうしても容量を超える場合は、別途記載の事務局宛にEメールにて送付ください。
  3. 提出物の取扱いについて
    • 提出された資料は、選考および内部資料として当財団で保管し、返却いたしません。

7選考日程

応募受付期間 2026年4月1日(水)から4月15日(水)
選考期間 選考段階でリモート面接をお願いする場合があります。 2026年5月1日(金)から6月2日(火)
理事会承認 2026年6月中旬
採否通知 採択者には発表会への参加をお願いします。 2026年6月下旬〜7月上旬
発表会 発表会の会場は、博多駅周辺を予定しています。 2026年7月31日(金)

8選考ポイント

6名の審査員が提出された応募資料をもとに書面審査を行い、各審査員の上位プロジェクトを選出します。次に、選出された上位プロジェクトについて、6名の審査員による総合評価を実施します。
必要に応じて、上位プロジェクトの応募者を対象としてリモート面接を行う場合があります。
その後、6名の審査員による最終審査会において最終候補者を選出し、審査委員長が最終決定を行います。

以下のポイントを評価基準として選考します。

  1. 現代の生活、社会、環境、または歴史や風土などへの新しい視点があること。
  2. 福岡県や九州北部の地域性が何らか感じられること。
  3. 3年程度の経過で実績が見込めるもの。
  4. グループ応募は、グループでおこなう意義があること(役割分担、バランス)。

9研究助成金の会計処理

助成金は、当財団が寄付金として贈呈します。
所属機関を有する採択者は、所属機関の助成金使用規程等に従って会計処理をお願いします。
所属機関を有しない個人応募の採択者は、本助成金が公的性格を有する資金であることを十分にご理解のうえ、適性かつ誠実な会計処理を行ってください。

予算の変更、助成金への翌年度繰り越し、研究・活動終了時の残預金の取り扱いについては、研究・活動助成の手引きをご覧ください。
研究・活動助成の手引きについては、採択者宛に財団より送付いたします。

10採択後の提出物等

下記の書類のご提出をお願いします。
さらに、当財団の出版物へのご寄稿や、助成研究・活動展示会でのプレゼンテーション、ご参加をお願いします。

  1. 振込依頼書:年度期首に提出をお願いします。
  2. 予算申請書:年度期首に提出をお願いします。
  3. 顔写真(電子ファイル):採択時に提出をお願いします。
  4. 助成プロジェクト経過報告:年度末に提出をお願いします。
  5. 最終報告書(決算報告書を含む):年度末の終了時に提出をお願いします。
  6. 助成期間中のコミュニケーション:中間発表や当財団関係者の訪問等をお願いすることがあります。
  7. 助成プロジェクト発表会:研究期間終了後の原則6月とします。
  8. その他学術団体等の会合での発表:選考委員からの要請に基づいてお願いすることがあります、ご協力をお願いいたします。

11研究成果の扱い

当財団の助成研究・活動の成果については、積極的な研究発表や、口頭発表などをお願いします。展覧会・論文等での発表にあたり、当財団からの、研究・活動助成を受けた旨をお書き添えください。

研究・活動成果に基づいた特許または実用新案の出願に際して、当財団は権利を主張しません。

12問い合わせ先

応募や助成内容等についてのお問い合わせは、原則、Eメールにてお願いします。

公益財団法人 隈科学技術•文化振興会
支援活動事務局 大脇 建 kumafound@seibu-giken.co.jp
福岡県古賀市青柳3108-3 〒811-3134  
tel:092-942-3511